酷道477号線をひた走る
あれはたしか、Wikipediaの中をふらふらしてたときのことです。「一般国道」という項目の中に、気になる記述がありました。
一般には「国道は立派な道である」と認識されていることが多く、特に険しい道・車線の狭い道・車が通行できない道など「国道とは思えないような国道」が「酷道」と揶揄されることもある(ちなみに県道は「険道」、府道は「怖道」)。
さらに調べてみると、京都北部にある国道477号線は酷道マニアには有名な道。朽木にキャンプに向かう途中からそれていく道です。地図を見ても全長はそんなに長くありませんし、半ばから周山街道で帰ってくることもできそう。
というわけで、レッツドライブ!
観光客でごった返す京都市内を抜け、まずは出町柳から国道367号線へ入ります。高瀬川沿いを気持ちよく走り、八瀬、大原を抜けると案内標識がありました。
でも、朽木へ行くときにこの分かれ道の記憶がありません。看板の書き方からしても、477号線へは行かせたくない感が出てますね。
交差点を左折するともうこんな状態。こ、国道ですよ?
さらに少し走るだけで1車線に。100mおきごとに凍結防止剤が置かれてるので、このあたりは相当雪深いのでしょう。
1車線区間の次は、1速でしか上れない急な坂。こういう形のカーブは山道によくありますが、振り返るとさっきまで通ってた道の見え方が異常です。
こんな坂道なのに、自転車で上る女の子の集団がいました。
この坂を上りきると、久しぶりにおにぎり形の国道の看板を拝めました。
だいぶ上ってきたわりには大して下らずにポッと出てきた集落で、左右に分かれます。
分かれたら、民家へと入る私道と国道とが同じ太さでした。一瞬迷いつつ右側へと抜けます。生い茂る木立を右側に、のどかな田んぼを左に見つつ進みます。道路はガタガタですが、国道です。
杉木立の中を抜けます。忘れそうになりがちですが、国道です。
離合が困難な道をひた走ります。といっても対向車はほとんど来ません。国道なのに、携帯は圏外です。
お腹が減ったころにちょうどいいスペースを見つけたので滑り込みます。左側に小川が流れ、小鳥が鳴く最高のBGM。コンビニのおにぎりと素麺でも大丈夫。
ここから少し走ると癒されすぎたのか、山道で急激な眠気に襲われました。急カーブの外側の木陰に退避し、15分ほど心地よい昼寝タイムをすごします。こういうときにバスって便利です。
そして到着したのは有名な交差点、百井別れ。国道477号線はここから写真左奥に向かってるので、バスは当然曲がれません。国道なのに切り返しが必要な交差点なんですよ、ここ。
百井別れ以降は少しだけ交通量が増えました。花背、京北町を快適にドライブします。
国道なのに野菜の無人販売所がたくさんあります。また、土地柄でしょう、消防団の器具庫もこれまたたくさんありました。出町柳行きの京都バスともすれちがうことができました。
常照皇寺の南には、クルマで直接河原に降りてバーベキューができるロケーションを発見! うーん、うらやましい。
京北町で南北に走る162号線と交わりますが、まだバスも僕も元気で時間も大丈夫。京都市内へ帰らず、八木町へ向けての477号線も走ってみます。
こんなのが国道だってのも、もう驚かなくなりましたよ。
こんなに狭い道にも、驚きません。
分かれ道で、狭いほうが国道でも、驚きません。
桂川を細い橋で越え、最後は商店街を抜けて国道9号線へ。
急に混んだので京都縦貫自動車道へ入り快適に京都市内へと帰りました。
いやー、やっぱり田植えが終わると田舎道は100倍楽しくなりますね。平坦で何もない道でもついのんびりと走ってしまいました。
477号線だけで言えばすれちがったクルマよりすれちがった自転車のほうが多いと思いますが、地元のかたとの離合では現代では忘れがちな「上り優先」があって嬉しかったです。
朝は家を出てすぐに満タンにし、帰りに同じところで満タンにして帰ると、92mile走って燃費は8.36km/L。今日走った国道477号線をGoogleマップで確認するとやっぱりすごい曲がり方なので、あれだけの山道を散々走ったわりにはとてもよい結果が出てます。
そうそう、場所は言えませんが、途中でナンバー無しのTHINGを見つけました。横にはナンバーつきのメキビーがありましたので、空冷を楽しまれてるご様子です。
Tags: ドライブ, 燃費, 国道, 京都
Posted by masahiro : 2006年06月03日
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「酷道477号線をひた走る」 へいただいてるコメント
お久しぶりでーす。
道中、結構ハショってるところがありますよ。
楽しく走れてるところはシャッター押してなかったりします。
奈良から三重への山中も、細くて曲がりくねった国道が多いですよね。
地図にも一言そえてほしいものです。
masahiroさんこんにちは、buslogに集まる皆様始めまして。
以前小浜のカフェということで紹介して頂きました、cafe風音 のだいちゃんと申します。
以後よろしくお願いいたします。
何度か書き込みチャレンジしていたのですが、エラーでで失敗しまくりでご挨拶遅れました。
masahiroさんいい道を走りましたね☆ 小浜も似たような感じの道が探せば結構ありそうです!
昨日福井市のほうに2時間かけていってきました、燃費は9~10ぐらいでしたでしょうか。
メーターがあいまいなので定かではございません。
ぶろぐもUPしてありますので、またのぞいてみてください。
だいちゃんさんこんにちは。
バスの納車おめでとうございます。綺麗なバスですねー。
この国道477号線は人によっては怖かったという感想が見られるのですが、
天気がよかったのもあってか、僕としてはとても楽しいドライブでした。
次は477号への分かれ道を通り越して小浜まで走りますね。
こんにちはmasahiroさん
是非是非おまちしておりますよ~☆
バスは一見きれいですが、上のブルーの部分が下地の色と愛称が悪かったみたいで
塗装のひび割れがあるんです。 おいおい塗装も検討していきながら
自分色のバスにできたらなと、思っております。
好きな色に塗装できたら完全に自分のバスになった感が出るでしょうねー。
僕は黄色が気に入ってるので、サビ取りして塗装し直してやりたいです。
こんちは~、そうですね、僕もたまに国道に沿って走っていいると特に県境の山道では、え、これ国道?
というようなとこありますよね、僕も面白い国道を見つけた時はホムペで紹介してみますね。
こんちはーっす。
どうやら3桁の国道は国道らしくない道が多いみたいですね。
面白い道の紹介、お待ちしてます。
大津市の住人です。 私も、飛騨の天生峠を通って以来酷道に興味を持っている者です。
国道477号線も京都市の鞍馬から入りました。 小学生の息子を連れてドライブ気分で気軽に走っていました。
ところが途中で何かおかしい事に気がついたのです。
道路案内の表示が大阪方面の表示になったのです。 それで道を間違えたのだと気がつき、引き返しました。
少し戻った所でそれまで走っていた道とは鋭角に交差した細い急坂があるではありませんか。
今から思えば、それは「百井別れ」という酷道への入り口だったのです。
息子に「すごいところやな」と言いながら大原を抜けて堅田へと帰っていきました。
また、以前これも同じ息子を連れて国道421号線の石ぐれ峠を走ったことがあります。 滋賀県永源寺町から三重県へと通じる道ですが、車副2メートル以上の車は大きなコンクリートブロックに阻まれて通れない、まさに酷道中の酷道です。
前から来る車とすれ違うのに多くの時間と気を使わなければならず、「こんなとこ車、走らせたらあかんわ」とぶつぶつ言いながらなんとか広い道に出てほっとしたこともありました。
采野 千代造さん、はじめまして。
鞍馬から百井別れであちら側にはまず入らないでしょうね。
ほんとにすごいところで、ずっと笑いっぱなしでした。
421号のコンクリートブロックは僕も通ってみたい酷道の一つなので、
そのうちチャレンジできたらいいなと思ってます。


























お久しぶりです!
『酷道』の状況がよくわかりバーチャルドライブできました!
それにしてもバスって結構タフですね。
ずっと前に奈良から三重県に行こうと思い、地図の通り走っていくうちに
吉野の山の中で迷子になった感覚に陥りましたが、間違いなく地図通りの国道でした…
怖かったので二度と行けません…