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知らないうちに大革命、SocketAもAGPも20ピンも過去のもの

10年ほど前にドキドキしながら初めて蓋を開けてからというもの、パソコンは自分で作るようになりました。最初はどれが何でどんな仕事をしてるのかさっぱりわからなかったのはバスのエンジンルームと同じですが、ネットで調べながらさわっていくうちに少しずつ覚えていくことができました。

おかげで丸ごと一台買いかえる必要がなくなり、時代がかわってもその時々にいくつかのパーツを差し替えるだけで更新することができてました。ハードディスクなどの消耗品はそれを交換するだけでいいですし、減ったり傷んだりすることのない筐体などは初めて買ったものを今でも使えています。このあたりはなんとなく空冷ワーゲンと通じるところがあるんじゃないでしょうか。

余ったパーツを使いまわして組んだものが今のウェブサーバとなり、自室で黙々とこのサイトを支えてくれてます。

組むときは試験前の高校生くらい無理やり知識を詰め込んでの作業となるのですが、一度組んでしまえば情報収集は当然お休み。しばらくは平穏な日々をすごすのです。

ところが、約1年と少しの期間を文句一つ言わず快調に動いてきた仕事用マシンの一つが昨年12月半ばごろから急にダダをこねはじめました。

レスポンス重視にチューンしたWindows XP SP2で動いてるそのマシン、マザーボードは大手メーカーASUSA7N8X-E Deluxe、ちょっと贅沢したAthlonXP 3000+に1Gメモリ、SATAでミラーリング、8cm吸気ファンと12cm排気ファンで冷却もばっちりなこのマシンは手持ちの中で最速を誇りつつ今まで少しのエラーも吐かなかったお利口さんだったのですが、何の前触れもなくブルースクリーン → 再起動するように。

再起動せずいったん止まるように設定しなおし、画面を見ると


DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL

STOP:0x0000000D1 ( 0x30FB3133, 0x00000002, 0x00000001, 0xED69D28C)

afd.sys - Address ED69D28C base at ED68F000, Datestamp 41107eb5
Beginning dump of physical memory
physical memory dump complete.

てなエラーが出ているのですが、”DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL” と “afd.sys” でAND検索してもほとんど情報が引っかからず今まで経験したトラブルの中で一番原因追及に難儀してます。

Windows Updateは細かいものまですべて適用し、ドライバ類も検索して最新のものに更新しても症状は変わりません。ハードウェア的にも

  • 手持ちの電源と差し替え → 症状変わらず
  • memtest-84を一晩走らせてメモリのテスト → エラー皆無
  • ハードディスクは不良セクタもなく、ソフトでのチェックでもエラー無し
  • 不必要なゲームポートやシリアルポートをBIOSで無効に → 症状変わらず
  • LANポートをマザーボードのものからLANカードに → 症状変わらず
  • ケースごとエアーを吹いてファンを含めすみずみまで埃を飛ばす → 症状変わらず
  • マザーボードのチップセットは25℃、CPUは38℃、HDDは25℃ → 熱暴走ではない
  • SATAは初挑戦なので手持ちに余裕なし → 新しいHDDを入手してOSを入れてみても同じ症状!

という状況、考えられる限りがんばってみても改善されない上になんとOSの再インストールをしても同じ現象が起こるのでお手上げです。スパイウェアやウィルスのチェックをしようとしてもアンチウィルスソフトやスパイウェア検知ソフトを走らせるとブルースクリーン。Windowsのエラーレポートを提出するも「原因追及中」となり解決策を提示してくれません。

少しアヤシイのはSATAのドライバとの衝突なのですが、一番安い玄人志向のSATA RAIDカードでは今のマザーボードについてるものとまったく同じチップセットなので大した問題の切り分けにならず、かといって違うメーカーのRAIDカードならもう少し出せば新しいマザーボードが買えてしまうお値段に。

とはいえさすがにこのままでは困るので少しだけ買い替えを検討してみたところ、パーツショップのウェブサイトには見慣れぬ文字ばかりが並んでたのでした。

調べてみるとAthlonXP3000+から時代は大きく変わり、長期政権を維持していたSocketAは引退に追いやられ、CPUは64bitが当たり前になってました。

ビデオカードを挿すAGPスロットはPCI Expressなんていうものに席を譲っています。「3Dはダメだけど2Dがめちゃ綺麗、発熱も少なく安価で安定」とビジネス用途にもってこいな手持ちのMatroxは使いまわせないようです。

電源も20ピンから24ピンへと変化してます。変換ケーブルがあるにはあるのですがあまりおすすめできないとのこと。

SocketAもAGPも電源も、僕がパソコンの組み立てを覚えたころから変わることのなかった規格です。こんな小さな箱の中で大革命が三つも起こっていたとは!

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