そうだカレーを食べよう
予定がいろいろ狂った週末と祝日の三連休。最後の祝日だけ晴れてくれたので、昼前からあてもなくドライブしてみました。
なんとなく北へむかい、ダラダラと大通りを流します。ぼけーっと走ってるとあっという間に京都市内、気がつけば堀川今出川。堀川通りをどんつきまで上って賀茂川にあたり、賀茂川の右岸沿い、賀茂街道も上りきります。
志久呂橋で賀茂川を渡り、左岸沿いを走る府道61号線をさらに上ります。もうこのあたりからクルマはほとんどありません。山へ向かうゆるやかな勾配、川で冷やされた爽やかな風、小気味良く回る空冷水平対抗エンジン。
川幅はどんどん狭くなり、道幅もどんどん狭くなります。出合橋を越えてからは家の外に薪が積み上げられてきました。このあたりから林業の町なのですが、お風呂まで薪でしょうか。
隣同士の小学校と中学校を過ぎしばらく経つと西行きのT字路に。方角としては国道に向かう西への橋の向こうは森の中の闇、錆びさびで先行き不安になるその橋を渡り、すんごい急勾配をがもがもっと登ると。
持越峠のてっぺんにつきました。今まで通ったところをはるか下に見下ろせます。
んー、腹が減った。このまま降りれば国道162号線。たしか・・・ログハウスの喫茶店があったはずです。高校生のころバイクで寄ったことがあるそのお店のカレーライス。
そうだカレーを食べよう。
持越峠の山道を下ります。ちらほら見え出した民家はほとんどが木材店、すれちがうのはほとんど木材を背負ったトラックです。
やっと出た国道162号線。迷わず北へ向かいます。お目当てのお店は国道沿いにあったことしか覚えてなく、はっきりした場所や名前すら思い出せません。
ただただ国道を走ります。時間は14時をすぎ、京北町に入ります。国道477号線を横切り、少し雨がパラつき、まばらに咲いたコスモス畑を越え、なんとなく見覚えのある左カーブを曲がり終わったそこに。
かわらずありました、カモノセキャビン。
さすが山の中、バスを降りると半袖ではもう肌寒く、どことなくしんとした空気。お店の真中では薪のストーブが焚かれます。
ペコペコのお腹に待ち望んだカレーライス。コップには地下水。たっぷりのホットコーヒー。昼寝するネコ。
僕を待つバス。バスを眺める僕。
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