ワーゲンバスオーナーにビッグニュース、フォルクスワーゲン社が公式に本格的なレストアサービスの提供をスタートです
ワーゲンのファンは世界中にいて、レストアを専門とするショップもたくさんありますが、これはすごいニュースの予感。
なんと、フォルクスワーゲン社が公式にワーゲンバスのレストアサービスを受け付けると発表しました。
始まりは2007年
Type2の生みの親、ベン・ポンがスケッチしたのが1947年。2007年にはその60周年を迎え、社内プロジェクトとして商用車部門からビンテージレストアチームを発足、100台以上を修復させたそうです。
そのほとんどはフォルクスワーゲンミュージアムへのものだったのですが、ビンテージフォルクスワーゲン車への関心の高まりのおかげでレストアチームは新しい施設に移され、現在、一般にサービスを提供しています。場所はドイツのハノーバー、最新鋭の7000平方メートルの場所で、フォルクスワーゲンのコレクターやドライバーに門戸を開いています。
純正部品、歴史的資料とともにミュージアムレベルのレストア
熟練した13人のフォルクスワーゲンのメカニックの手で可能なかぎりの復元がなされます。当たり前ですが、元の設計文書や歴史的な記録などは潤沢に持っています。
T1からT5まで、そしてサードパーティー製のキャンパーもOKだそうです。
小さな修復からフルレストアまでOK!
時間当たりの工賃は80ユーロ。完全にレストアされてないクルマを新車同様にレストアするには少なくとも10万ユーロかかるそうです。
そのため顧客はやっぱり個人より、マーケティングツールとして使う企業が主とのことです。
サードパーティーの採用もOK!
顧客が望むならサードパーティーの部品の採用も可能とのこと。
おそらく、ポルシェのエンジンを積んでくれ、GENE BERGの部品を使ってくれ、というのもOKということだと思います。
証明書がつけられる
これはすごい。レストアの内容が文書化されます。
各ステップが鮮明に記録される大規模なドキュメントと、すべて本物のVWの部品が使用され、正しい技術が使われてること、フォルクスワーゲン社内で行われたことなどの証明書がつけられるそうです。
ドイツの工場から、ほぼ新車のバスが出荷されるところを想像してしまいますね・・・。
フォルクスワーゲン商用車部門のドイツのサイトに、ちゃんと公式アナウンスがありましたので詳しくはそちらでもどうぞ!
>>受付ページ
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ねーねー、バスだけ???バスだけなの??????ww
今のところはバスだけみたいですね・・・。
ビートルのレストアも受け付けたらとんでもない台数が集まったりして!