薪においては気乾比重が大事な数値な気がする
薪を作るときにZM指数を算出して参考にさせてもらいました。経験値の少ない初心者でも、ずんぐりむっくりで乾きにくい薪を作ってしまう失敗から逃れられます。
このZM指数を計算するときに使った係数が気乾比重。これって、この数字が大きいほどゆっくり燃えて熾き火になるタイプということなんじゃないでしょうか。
木材を顕微鏡で見ると隙間(すきま)だらけです。この隙間を空隙(くうげき)と呼びますが、木材の体積の半分以上はこの空隙でできています。つまり半分以上は空気。だから軽いのです。
(中略)
木材は放っておくと乾燥します。すると空隙の中の水と空隙をつくる細胞壁の中の水の一部が抜けます。いわば「エアードライ」の状態です。そのときの比重を、専門用語で「気乾比重」といいます。
今まで使ったことのあるもので言うと、
- クヌギ:0.85
- 梅:0.81
- ナラ:0.71
- 桜:0.6
- 杉:0.38
- メタセコイア:0.31
といったふうに見事に火持ちの良さと比例してそうです。
逆に気乾比重が小さいものはスポンジみたいにスカスカということで、乾きやすいし乾いたら軽くて持ち運びしやすいし、焚き付けに適してる、と考えていいんじゃないでしょうか。
いただきものの薪なので種類が揃ってませんが、使い分けて違いを楽しみたいと思います。
気乾比重は検索すると簡単に出てきますが、下記ページにてたくさん紹介されてます。
>> 木材博物館 | 木材の比重 [一覧]
>> 【木材の比重ランキング木材図鑑】- 木材の種類別の気乾比重がわかる木材図鑑
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公開: | バスとすごさない日々 薪ストーブ
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